冷え性を改善する良い習慣とは?
寒い日が続いて、夜なかなか眠りにつけない程手足が冷えるとか、最近はなんだか一年中身体が冷えている感じがするなど、自分が冷え性だなぁと感じていらっしゃる方は大勢いらっしゃると思います。
私も以前はもともと体温が低かったため、寝る時にも靴下をはかずには眠れないほどでした。
今思うと、大きな間違いです・・・
厳密には、『冷え性』と『冷え症』は違うものですが、冷え性として進めていきますね。
冷え性が起こる状態をチェック
文字のごとく身体が冷えている状態のことです。血行が悪くなることで起こりやすくなります。では症状としてはどんなことがあげられるのでしょうか。下記の項目に当てはまるものがないか、あなたも確認してくださいね。
✅手足がむくみやすい。
✅運動不足だと思う。
✅ストレス状態に陥りやすい環境にある。
✅ダイエットをしている。
✅体に優しい下着より、おしゃれ優先の下着が好き。
✅体形維持にための補正下着は必須だ。
いかがでしたでしょうか。多くの項目に当てはまるようであれば、冷え性の深刻度も高いと思われます。
本来は、身体から排出されなければならない水分が、体の中に溜まってしまった状態が、浮腫みの主な原因です。ただし、浮腫みは大きな病気の原因の一つにもなりうるので、一度病院で検査されるとよいと思います。
食事によるダイエットは、栄養が偏ったり、栄養不足に陥りがちになります。良質なたんぱく質を摂る。併せてビタミンやミネラルも、身体を機能させるための大切な栄養素になります。
バランスの良い食事で、緩やかなダイエットを心がけたいですね。
季節の野菜でおススメは、長ネギです。
身体を温め発汗を促してくれます。ビタミンB1の吸収率も高めて疲労回復効果も期待でき、風邪の初期症状には良いと言われます。粘膜を守って免疫力を強化してくれます。お味噌汁や鍋料理に積極的に取り入れていきたいですね。
40代以降の女性の運動不足とストレスについて
運動不足で、身体を動かしていないと、身体の水分や老廃物はうまく流れていきません。特に心臓から遠い手足は、血を押し流すのが緩やかになってしまいます。そして老廃物を流すリンパは、筋肉の収縮によって身体を巡っています。そして筋肉の量が落ちると身体の熱を作る量が少なくなっていきます。代謝を上げる事も出来なくなってしまうのです。特に女性はもともと男性よりも筋肉量が少ないので、冷え性の方が多いのも事実です。
また、ストレスなどによる交感神経の状態が続いて緊張したり、ホルモンのバランスの乱れによってイライラしたりすることも関係します。特に更年期、閉経などでストレスが乱れがちな年代の方にも注意をしていただきたいですね。
生活習慣を見直おす。
手足が冷たいからと言って、末端部分を温めれば解消するわけではありません。
➡ 冷たい飲み物を避け、ジンジャーやシナモンなどを摂取する。
➡ 適度な運動で筋肉量をアップする。
➡ きつい下着を長時間着用するなどによる血行不良を避ける。
➡ 素足や首周りの大きく開口したファッションをしない。
➡ 入浴はシャワーだけにせず、湯舟に浸かる。
など、簡単にできそうなことから、生活習慣を変えていきたいですね。
美姿勢ヨガのおすすめ
美姿勢ヨガのおススメは、背中全体を広範囲に刺激し、特に肩こり、首の周り、内臓の刺激に良い『マルジャリアーサナ』(キャットアンドカウ)のポーズです。
背中の大きな筋肉と肩甲骨をしっかり動かすことで、すぐに体が温まってきます。このポーズだけを毎日続けるだけでも、体重が落とせた!という方もいらっしゃいましたよ。
今回のまとめ
冷え性の原因を考えて、生活習慣を見直しすることが冷え性の改善に繋がります。
食事量を極端に減らしたり、単一にものだけを食べ続けるダイエットを避ける。ジンジャーシロップやシナモンなどを身体を温める食品を摂取するよう心がける。適度な運動を習慣化し、筋肉量を上げる。 体形維持のためのきつい下着を長時間着用するのを避ける。素足や首周りの大きく開口したファッションなど、身体が冷えやすいスタイルを避ける。入浴はシャワーだけにせず、ゆっくりと湯舟に浸かり、リラックスする。
入浴時に、エッセンシャルオイルを使って、身体を温める効果やリラックスしたり、入浴後に、足の裏や、ふくらはぎなどをマッサージするのも非常に効果的ですよ。自分をいたわり、優しい気持ちで過ごすと心も穏やかになりますね。
おススメは、リラックスして自律神経を鎮めたい方は、ラベンダー、ゼラニウムなど。
マッサージにむくみが気になる方は、グレープフルーツ、マジョラム、ローズマリーなど。いずれもこの香り好き!というものが、いちばん今、必要とされていると言われますので、参考までにお試しください。
なお妊娠されている方、体調の悪い方、疾患のある方は、医師の相談の上での使用をお願いします。
寒い季節に負けない身体を作っていきましょう。
それでは、スタジオでお会いできる日を楽しみにしています。