更年期による肩こり・背中の痛みを解消するには?

肩こり、腰痛、そして背中の痛み・・・今に始まったことではないのだけれど、最近は特に背中全体肩の動きも悪いし可動域が狭くなった気がする・・・
こんな症状ありますか?

40代を過ぎた。
✅運動をあまりしない。
✅姿勢はよくない方だ。
✅疲れやすくなった。
✅ストレスを感じやすくなった。

上記のチェック項目に当てはまるようでしたら、更年期による痛みかもしれません。

痛みの原因って更年期だからなの?

更年期になると、女性ホルモンが低下して、血行不良になりやすくなると言われています。自律神経機能も乱れやすくなります。筋力の低下による筋肉のこわばりにより肩や背中の痛みを感じるようになります。ひどい時には、頭痛や眼の痛みを伴うことも。
もともと、視力が悪い場合に、肩こりを感じる人もいますが、卵巣機能の低下、女性ホルモンのエストロゲンが減少することで今まで肩こりを感じたことのなかった人も、年齢とともに感じるようになったりします。

美姿勢ヨガのおすすめは

まずはしなやかな筋肉で身体の熱を作るようにしましょう。運動不足は筋力が衰えるだけでなく、女性ホルモンをつくるうえでも重要なポイントです。
肩・肩甲骨・背中を全体に動かして、しなやかな上体を作るキャット&カウのポーズ(マルジャリアーサナ)です。
・息を吐いて、背中を丸めて天井に押し上げていきます。肩甲骨のあいだを思い切り、お腹を薄くします。尾骨をマットに向けて腰を丸め、目線はおへそを見ていきましょう。
・次の吸う息、胸を開くように肩を後ろに引き、体の前面をのばして背中をそらせます。肩が落ちないように首を長く保ちます。視線は斜め上。尾骨は天井を向くようにイメージします。
この二つをゆっくりと深い呼吸に合わせて繰り返します。
肩甲骨・背中全体が動くので、すぐに体が温まってきます。内臓も刺激しますのでこのアーサナだけでもダイエットできると言っている人もいるくらいです。背中を上に持ち上げる時に、さらにもう一つ上まで上げる気持ちで丁寧に動いてみましょう。

その他のケアは?

その他、マッサージも効果的ですが、揉みすぎると筋肉を疲労させてしまう場合もあります。
風邪薬としても飲まれている葛根湯という漢方薬は肩こりにも即効性があると言われています。但し胃腸の弱い方には、向かないとのことですので注意してくださいね。血行不良が原因ですので、薬用の入浴剤や、血行促進作用のあるローズマリーやラベンダーのエッセンシャルオイルを使って、湯舟にゆっくりと浸かって温めるのもよいですね。

今回のまとめ

肩こり、背中の痛みは、更年期の症状でもあります。女性ホルモンが低下してエストロゲンが減少することによる血行不良が原因。身体を動かすことでしなやかな筋肉を作り体の熱を自分で作りましょう。

ある一定の方向に動かすと痛む場合は、四十肩、五十肩の可能性があります。痛みが治まらない場合は整形外科を受診しましょう。回復期にはインナーマッスルを動かすことをおすすめします。

それでは、スタジオでお会いできる日を楽しみにしています。

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