睡眠の質を高めて疲労回復する方法

やっと朝晩、少し涼しくなってきました。
ただ、この時期は台風も発生しやすく、不安定なお天気が続きます。
一気に蒸し暑さが復活したり、長雨が続いたり。夏と秋の間を行ったり来たり、季節も揺らいでいるのですね。

こんな症状感じていませんか?

✅眠いはずなのに夜中に目が覚めてしまう。
✅睡眠時間は足りているはずなのに、日中眠くなる。
✅前日の疲れが溜まっていると感じる。

ああ、そうそう!という方は、良い睡眠がとれていないのかもしれません。

あなたのその睡眠、大丈夫ですか?

夏の終わりのこの時期は、夏休みの遊び疲れ、冷たいものの摂り過ぎ、冷房による体の冷えなどで、疲労を感じることがあります。

疲れない体にするために理想的なのは、その日のうちに疲れをリセットし、夜の睡眠の質を高めることがいいでしょう。

美姿勢ヨガのおすすめ

美姿勢ヨガのおススメは、いくつもある呼吸法のうちの基礎といわれる完全呼吸法です。

日常生活では、無意識に呼吸をしていますが呼吸を意識するだけで、若々しい身体に変化させていけるといってもいいと思います。
慢性疲労、肩こりの改善、脳へも酸素が十分に行き届き、精神的にも穏やかになるとされているのです。

まずは、プレレッスンから始めてみましょう。
体のどの場所に酸素が入っていくのか確認をします。

①あぐら座、もしくはイスに深く腰掛けて背骨をまっすぐに天井に向かって引き上げていきます。お腹を引き込んで、骨盤を立てて座ります

お腹に両手を当てます。
鼻からゆっくりと息を吸い込んで、お腹が膨らむのを確認します。(腹式呼吸)
目いっぱいお腹を 風船のように 膨らませた後、2,3秒呼吸を止めます。ゆっくりと細く長く鼻から息を吐き出していきます。
吐き切ったら、また 2,3秒呼吸を止めて。繰り返し、腹式呼吸ができているかを確認します。

③次は胸回り、肋骨を両手で抱きしめるように当てます。
お腹を十分にへこませたまま、鼻から息を吸って胸に空気を取り込んでいきます。(胸式呼吸)肋骨が広がる感覚を感じながら、さっきと同様に鼻から息を吸いきったら、息を止めて静かに鼻から吐き出していきます。何度か繰り返して胸で呼吸をしていきます。

④最後に胸の上部鎖骨の下あたりに手を置きます。
息を吸い、胸の上部が上に上がり、肩と胸が開く感覚で呼吸をします。何度か繰り返し鎖骨呼吸を繰り返します。

⑤それでは完全呼吸を行っていきましょう。
片方の手を胸に、もう片方の手をお腹の上に当てます。

別々に行った、腹部、胸部、鎖骨での呼吸を下から順つなげていくように呼吸をします。 私の中のイメージは、洋ナシ型風船が下から順に酸素でいっぱいに膨らんでいく感覚です。

慣れないうちは、滑らかに呼吸できなかったりするのですが、この呼吸を続けるだけで、頭がすっきりしますし、体の隅々まで酸素が行き届いていく感覚があります。

慣れてきたら、いらないものを吐き出して、新鮮な酸素を取り込んで、身体をリセットするイメージで呼吸を続けましょう。

呼吸を続けるうちに、たくさん酸素を取り込もうとして、姿勢もよくなります。
いろいろな呼吸法の基本にもなっているので、ぜひ習得しておきたいですね。

本日のまとめ

一日の疲れを溜め込まない疲労回復の方法とは、完全呼吸を行うことで、身体も、頭も新鮮な血液が巡るようになります。 睡眠の質を上げることで、疲れない体を作っていきましょう。

睡眠時間をただ増やすよりも、質を上げることで
内臓機能を高めていく効果も期待できますよ。

それでは、スタジオでお会いできる日を楽しみにしています。

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