身体を動かし効率よく免疫力を高める方法とは。

2020年春、見えない敵、世界中が新型コロナウイルスの猛威に晒されています。
命を守るのは、誰かに言われてするものではない。
他人に自分の人生を支配されるのも違う。
自分自身のために、大切な人のために、自分で考えて行動すること。だと思います。

世の中が、終わりになったわけじゃない。やれることをやる。それでいいのですよ。ヨガと同じで。あるがままに受け止めて。立ち止まらず、粛々と。

さて、元気を出して今回は、運動不足やイライラ、不安な気持ちを解消するために効率的に身体を動かしていく方法を書いていこうと思います♪

免疫力を高めるリンパの働きとは?

体に溜まった老廃物、毒素を流し、身体を浄化してくれます。
リンパを刺激するとは、リンパ管の中を流れるリンパ液をスムーズに押し流すことですが、私たちの体の中には約800個のリンパ節があり、そこで細菌やウイルスを撃退し、栄養素だけをろ過できるフィルターに通しています。外敵を撃退したリンパがその抗体を作りだし、次から外敵が侵入してもやっつけることができるようになるのが免疫というわけです。
表皮に近い毛細リンパとそれらがいくつも集まって、束となってリンパ節を通過するたびに太くなりながら、リンパが体の深い部分で集まって本幹として鎖骨近くで静脈へ合流していきます。

美姿勢ヨガのおすすめ

美姿勢ヨガのおすすめは、上を向いた犬のポーズ(アップドックのポーズ)です。胸の前には多くのリンパ節が集まるところ。体の前面をのばすことで鎖骨、胸、おなかのリンパを刺激します。肩をひいて胸を開き、腕の前に胸を出してみましょう。頭を後ろに引くことでより強く身体の前面を刺激できます。胸の後ろ側で背骨を引き上げる感覚でポーズを保ってみましょう。腰に痛みがある場合は無理せず、コブラ、ベビーコブラのポーズで軽減しながら、体の前面をのばします。姿勢を整えるのにももちろん効果的。
チャイルドポーズで背中を緩めるポーズとセットで行うといいですね。

体内の浄化を促す水を飲む

老廃物を押し流すのにも、濃い血液濃度を調節するにも、肌の潤いを守るためにも、水を摂取するとよいです。朝目覚めた後、うがいをした後に白湯、ぬるま湯を飲むと胃腸を目覚めさせますし、寝ている間に失った水分を補給することで、体の乾燥を防ぎます。身体を動かす前と後にも水がおすすめ。たくさん飲んでもリンパが正常に流れていれば、身体からきちんと排泄されて、むくむことはありません

浅いリンパを刺激するには

表皮のすぐ下を流れるリンパには強い刺激は必要ありません。なでる、さする程度でじゅうぶんに活性されます。その場合、摩擦による表皮への刺激もありますので、私の場合はアロマセラピーで使用するキャリアオイルと呼ばれる植物オイルを使用します。ホホバオイルスイートアーモンドオイルがポピュラーです。
キャリアオイルに対して通常3%程度の濃度でエッセンシャルオイルを加えると、より効果があるとされ、免疫機能を高めるためのおすすめは、ラベンダー、ベルガモット、ティートリー、ユーカリなど、リンパや副腎の機能を活性化させるのには、ローズマリー、ゼラニウムが良いと思います。いずれにしても、エッセンシャルオイルの香りを確認して心地よく感じたものが正解です。
体の外側の上から下へ、内側は下から上へとさすっていきましょう。その際、リンパ節の集まる個所(脇下、鼠径部、膝の裏など)を強くもんだり押さえたりしないようにします。肌の乾燥を防ぐお風呂上がりのボディミルクやクリームを塗る場合も、塗り方は同じです。

今回のまとめ

イライラや疲れ、ストレスが体の老廃物を生み出し疲弊させます。筋肉を刺激することでリンパ液を流して、リンパ節の集まる個所を浄化します。深層リンパを刺激することが免疫力を高めます。併せて浄化する作用を助ける水をたくさん摂っていきましょう。リンパの機能が正常であれば、浮腫むことはありません。

スタジオでは、換気ときれいな空気に加え、いつもエッセンシャルオイルでの芳香浴をしています。最近はラベンダーにティートリーやローズマリーを加えたもの。いずれも古くから感染症を防いできたオイルです。深呼吸して細胞から香りも取り込んで。

あなたが今、笑顔でいたら、周りが安心すると思います。口角を上げるだけで大丈夫。あるがまま。です。

それでは、スタジオでお会いできる日を楽しみにしています。

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