つらい、痛い、四十肩(五十肩)の予防対策とは?

四十肩、五十肩とはいったいどんなものなの?

肩関節周囲炎といわれる、肩が炎症を起こしている症状で年齢的に40代、50代に多く発症するのですが同じものです。

クラスの生徒さんにも、このような症状で通院されていらっしゃる方がいますが、痛いとなかなか自分で動かそうと思っても限界があるとおっしゃいます。

なぜこのようなことになるのでしょうか?

まず、加齢による老化。そして、姿勢の悪さが原因だそうです。それに加えて、運動不足による筋肉の柔軟性がなくなっているのです。そして、ストレスによる筋肉・筋膜の緊張。血流が悪くなり、硬直した状態が続くことが原因だともいわれます。聞いただけで痛そうですね・・・

初期の痛みが治まったら、徐々に筋肉を動かしていきましょう。といった指導があるようです。
動かさない筋肉は、筋力が衰え、硬くなっていくばかりですから、自分の限界を超えない範囲で、動かしていくこと。しなやかな筋肉を作っていくことが推奨されているのですね。

固まって硬くなった筋肉の癒着をほぐすことから

幹部を押したり揉んだりをせず、肩を揺らしたり、肩甲骨を動かしたりする動きから始めましょう。現在はまだ、四十肩、五十肩は問題がないようであるならば、このまま、柔らかい肩関節、そして柔らかな股関節、背中を目指していきましょう。

こういった体の不調を耳にすると、ゆったりとしたヨガの動きは充分に役に立っているのだと実感します。
深い呼吸をすることで、血液の循環が良くなりますし、酸素を全身に届けることができるので、気持ちがリラックスするのに加え、脳までリフレッシュします。ゆったりとした気持ちで取り組んでいきましょう。 ヨガでは、左右の動作を必ず行います。
肩の場合も痛みのない方も、予防のために動かしていきます。体のバランスが大切なのですね。

美姿勢ヨガでのおススメポーズ

美姿勢ヨガでのおススメは、
プランクのポーズのバリエーションで、肘をついた腕立て伏せのポーズです。
肩と上腕(上腕二頭筋)を使うことで、肩回りの筋肉を刺激します。
肘から全体で体重を支えるので、強度が緩くなります。 お腹、ヒップを意識して、体幹も同時に鍛えていきます。

①うつぶせになり、顔の横に両手を肩幅程度に開いてマットにつけます。
②息を吸ってつま先を立てて、肘から体を持ち上げます。
背中・腰・脚の位置が一直線になるように姿勢をキープします。お腹、お尻を引き締めて、深い呼吸で3呼吸行います。
④息を吐いて一旦うつぶせに戻り、おでこに両手のひらを下向き当てて(うつぶせのポーズ)お腹の力を緩めます。
3~5セット程度から始めましょう。

何より、薬や道具を使わず、自分の身体ひとつでできること。
無理せず、少しづつ自分の身体と相談しながら進めましょう。
レッスンの最中に、ちょっとキツイなと感じたら、周りのペースに合わせようと思わず、ポーズをお休みすればよいのです。
あなたの身体を知っているのは、あなただけなのですから。

本日のまとめ

四十肩(五十肩)になる原因は、加齢、運動不足、ストレス、そして姿勢の悪さが大きな原因。痛いからと言って動かさずに放置すると、ますます筋肉が固まって、可動域が狭くなります。体の深層部にあるインナーマッスル(体幹)を鍛えて、しなやかな筋肉を作っていきましょう。

嬉しいことに、いくつになっても体を鍛えることはできます。
ヨガのようにゆっくりとした呼吸の有酸素運動は、体幹を鍛えるのに適していると言われていますよ。

それでは、スタジオで皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

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