ソーシャルディスタンスが大切な今だから。自分自身を慈しもう

早いものでもう3月です。3月5日は啓蟄。いよいよ冬眠をしていた虫たちも活動を始めます。暖かい空気も感じられるようになりました。花粉に敏感な方にとってはつらい季節ですが、身体を整えて体の中に溜まった老廃物を流すようにすると、かなり軽減されます。私も以前は体を横にして眠れない夜が、ひと月以上続くほどひどい花粉症でした。今ではこの症状が出るのも、シーズン中2、3日程度です。いろいろ試して飲んでみたり食べたりしましたが、ヨガの効果が私には一番だったと思っています。

自分の身体の声を聞いてみる

体についてのコンプレックスがあります。もう少し背が高ければ、もう少し痩せていれば、もう少し顔が小さかったら、足が長かったら・・・・なにが理想かは人それぞれですが、それでも足りない自分が理想を追いかけてしまいます。

人はそれぞれ個性があって、みんな違ってこの世界にひとつだけのものです。
この先も一生、ずっとこの肉体をまとい、私として生きていくのです。だからこれからは今よりもっと、自分の身体を慈しんであげたいのです。

今日はどんな調子なのか、今日の自分に聞いていくのです。

頭はスッキリしているか、肩は凝っていないか。お腹の調子はどうか。といった具合に。
そうしているうちに、今日の肌の具合はいいな。とか、指先までカサカサしていて水分不足なのかな?などといったことに気がつくようになります。

そうしていれば、自分の身体に必要なものがわかるようになってくるのです。最近頑張っていたから肩が凝っているのだなぁ。とかね。

心も身体も浄化する

三寒四温を繰り返し、本格的な春へと向かいます。今は冬に溜め込んだエネルギーが体の中で停滞する時でもあります。溜め込んでよどんだエネルギーも老廃物も、リンパを刺激して流すことで、体を軽くしていきましょう。
暖かくなれば身体が緩み、だるさで眠くなったり、寒くなれば身体が緊張して首や肩に力が入る。血流が悪くなり、いわゆる肩こり、首こり、頭痛などが起こります。寒い時期はまた身体の中にエネルギーを溜め込もうとするので、太りやすくなっています。いろいろな浄化方法はありますが、もちろんヨガがおすすめです。ゆっくりと筋肉を伸ばし、身体の奥の筋肉を刺激し、血流を促します。そうして身体を浄化させると、心まで軽くなります。

頭からシャワーを浴びることも、浄化になります。今の時期は体を温めたいので、入浴を勧めていますが、身体を清潔に保つことは気持ちがいいことです。ヨガの基本的な教えでもありますよ。

手のひらで私を癒す

時々疲れたなぁ、つらいと感じるそんな時、自分で自分をそっと抱きしめてみます。今日も頑張ったね。と。愛情をもって抱きしめるのです。

もちろん話を聞いてくれて、そして抱きしめてくれる人がそばにいる人は、ぎゅーーってしてもらってください。意味などなくてもいいんです。それだけで温かくやさしい気持ちになれるのですから。

自分で自分を抱きしめる。それだけのことでとても心が癒されます。
手当てする、胸をなでおろす、背中をなでてあげるなど、私達は昔から自然に手のひらで癒す行為をしていました。エネルギーは手のひらから流すこともできるというくらいです。目に見えないので本当のところはわかりません。

それでも滑らかな毛布のような素材に触れた時、マシュマロのような感触を感じる時は温かく頬ずりしたくなります。なのであながち眠るときに今でもぬいぐるみを抱いて寝る大人が多いのもわかる気がします。

手のひらの温かさを触れた肌が感じる。

今、ソーシャルディスタンスが必要な世の中で、気軽に人に触れることもなくなりました。だからこそ、そのぬくもりを自分の身体で感じることで、もっと自分を大切に、慈しむことを忘れないでいたいのです。
自分自身にやさしくできる人は、人にも優しくできます。この手は、夢や希望を掴むもの。そして自分を誰かを癒すためのもの。

それでは、いつかどこかであなたとご縁がありますように。

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